ストーリー
NoelHatchができるまで
1.始まりは母のひとりごと
もともとガーデニング好きな母が、父に「ぷーさんの切り株つくって」と言ったのです。そして父が作ったのが、上記画像にある赤い切り株でした。
父によれば色の配合や適切な大きさが全く分からずに作ったらしいですが、私からすると「何もない状態から具現化するのはさすが」と妙に腑に落ちた感触がありました。
2.父のひらめきで本格始動
母の提案から父は切り株づくりにハマり、わが家は試作品で溢れていました。
その後「切り株をひっくり返すと鉢になる」とひらめき、植木鉢へと路線変更。
造り続けてコンセプトや用途が固まっていったといいます。
3. 障害者の私にさした希望の灯り
NoelHatchの下書きは、父が黄綬褒章を受章した2014年。
しかし生活に追われ正しい知識もなく、動きたくても動けないジレンマがありました。
奇しくも、私が発達障害(ADHD:注意欠陥多動性障害・ASD:自閉症スペクトラム障害)と診断された年です。(当時高校2年生の17歳でした)
今でこそ障害者支援は定まりつつありますが、当時は概念すら広まっていませんでした。
社会に出られないなら曲がった不安定な道で結果を出そうと、17歳ながら決心したのを10年以上経った今でも鮮明に覚えています。
そして、大学卒業後に襲ったコロナショック。
この数年は私にとって本当に大きな意味を持ちました。
なぜなら「会社勤めのような働き方は絶対しない」と、起業家や経営者として生きる道がスパッと見えたからです。
両親にできないなら、私がやるしかない。
黄綬褒章がなければ、私は定年まで障害者雇用一択だったでしょう。
私の道ときっかけを作ってくれた両親には、本当に心の底から感謝しています。
NoelHatchは両親への恩返しです。必ず世界中に広めます。
皆様、ぜひ応援よろしくお願いします!