ただのハンドメイドではないと思った話
皆様お疲れ様です。
いつもご覧いただき本当にありがとうございます。
今回は、近況報告も兼ね私の想いを綴ってみることにします。
NoelHatchの始まりについては最初に軽くお伝えしましたが、もう少し詳しくお伝えしますね。
サムネイルに映っているのは、左官職人の相棒と呼ぶべき道具である鏝(こて)です。
制作の際は3種類の鏝を使い分けており、長年父を支え続けてくれたものです。
そもそも私が植木鉢の販売をしようと思ったのは、父の「売れ!」という一言からでした。
ふだん寡黙で言葉少ない父が、強い口調で言ったのです。
その後の私の行動力はすさまじいものがありました。
SNS発信や委託販売への営業、市場リサーチや資金準備までやることが山積していました。
それでも不思議なことに、怒涛の日々の中でも私の中で「しんどい」「辞めたい」という気持ちが一切出てこなかったのです。
未知の世界が、とても新鮮でワクワクが止まらないように思えたのです。
すべては、「父の技術をワールドワイドにしたい」「両親に楽な老後を送ってほしい、恩返しがしたい」という私の覚悟から生まれていたように感じます。
ほんの半年前まで障害者雇用のパートだった私が今では代表として立っているわけですから、人生とは読めないものです。
そんな中で、NoelHatchを象徴する1つのエピソードがあります。
インスタで最初の投稿をした翌日から、広告代理店やホームページ制作会社の問い合わせが続々と来るようになったのです。
左官職人×植木鉢という化学反応、何よりも父の経歴に目が光り「もっと高くするべき」「可能性が無限にある」などの反応ばかりで、私は戸惑いながらも確信しました。
「あの子たちの可能性は無限大」「日本の雑貨店だけに置くのは惜しい」と。
そもそも植木鉢が欲しい人が雑貨店に行く?と考え、出てきたのはNoでした。
「委託は集客にはなるが売れない」と気づき、今年末で委託販売を卒業し、Instagram集客・販売に注力すると決めました。
とある会社と100万円の契約を交わし、来月から本格的にインスタ発信をしていきます。
数学的に見ても今のSNSの勢いや魔力はトップクラス。
一本の動画が社会問題になったり、一枚の画像で家が売れたりと生活には欠かせないものになりました。
事実、インスタ経由で物を買った経験があるユーザーは約7割にのぼります。
ハンドメイド×SNSの相性は良く、動画は5000倍伝わるとされています。
ゼロからのスタートだった私が、高額商品を扱うハイブランドの代表になるまでのストーリーをインスタでお届けしていきます。
いずれは、「植木鉢といえばNoelHatchだよね」と皆様に認知され、越境ビジネスになるのが私のゴールです。
必ず、NoelHatchをバズらせます。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします。